高密度ペプチドアレイ Peptide Array (CelluSpots)

インタビス社のペプチドアレイ「CelluSpots」は、ペプチドとセルロースの結合体をスライドグラスの表面にスポットした、全く新しいタイプのペプチドアレイです。
チロシン、スレオニンキナーゼに対するコンセンサス配列からなる、プリメイドの「キナーゼ基質アレイ」と、任意のシークエンスのペプチドを合成してスポットする「カスタムメイド・ペプチドアレイ」を用意しています。

高密度三次元スポット

ペプチドとセルロースの結合体をスライドグラス表面にスポット

通常のアッセイに使われる水性溶液では溶解されない三次元の層が形成され、従来の単層のスポットと比較して、最高250倍量ものペプチドが含まれます。平衡を最適な方向に移動できるため、低親和性のペプチド同士の相互作用をも検出することが可能になります。

高性能・低コスト

抗体のエピトープ、キナーゼ、タンパク質間相互作用についてのスクリーニングを行うのに有効なツールです。ペプチドアレイを利用する方法は、ほとんどの場合、組み換えタンパク質を用いる方法よりも安く済みます。CelluSpotsは、少量のサンプルでスクリーニングができ、モノクローナル抗体作成用融合細胞の上清を用いてのエピトープマッピングや、ワクチン接種または感染に対する動物の免疫応答モニタリングも可能です。

様々なアプリケーションに対応

♠ タンパク質間相互作用  ♠ エピトープマッピング  ♠ スクリーニング など

プリメイド・ペプチドアレイ/CellSpots : PRE-MADE Peptide Array

キナーゼ基質アレイは、慎重に選択された基質、つまりチロシン、スレオニンキナーゼに対するコンセンサス配列からなります。検出には、オートラジオグラフィー(Autoradiography)法が最適です。
チロシンキナーゼ基質は1枚のアレイ、セリン・スレオニンキナーゼ基質は2枚のアレイからなるセットとして販売されます。

標準パック

アレイ Spots/スライド 入数/パック 品 番 希望小売価格/パック
Tyrosine-kinase substrates I 2 x 384 4枚 98.020 (4パック以下)
98.021 (5パック以上)
Serine / Tyrosine-kinase
substrates I + II (two arrays)
2 x 384 4枚(2組) 98.030 (4パック以下)
98.031 (5パック以上)

テストパック

テストパック Spots/スライド 入数/パック 品 番 希望小売価格
Tyrosine-kinase substrates I 2 x 384 1枚 98.040
Serine / Threonine-kinase substrates I + II 2 x 384 2枚(1組)

カスタムメイド・ペプチドアレイ/CellSpots : CUSTOM Peptide Array

CellSpots : Custom Array Project(品番:93.000)
26 x 75 mmのスライドグラスに白色の粘着フォイルを貼り付けたものに、最高384までのスポットがデュプリケートフォーマットでスポットされています(1.2 mm間隔)。 ペプチドは、スペーサをはさんでセルロースとC末端で結合されており、N末端はアセチル化されています。 アレイには、位置マーカーの他にIntavisが選定したコントロールペプチドを含ませることも出来ます。

カスタム合成アレイの料金例

ペプチド数 ペプチド長 スライド数 概算価格
384 Peptides 15残基 20枚セット
同一アレイの追加プリント 20枚毎
※ ペプチド数、ペプチドシーケンス、残基数、ペプチド数によって異なります。お気軽にお問い合せ下さい。

Protocols : CellSpots CUSTOM Peptide Array

Handling and storage
    CelluSpotsペプチドアレイは、冷暗所(2〜8℃)で保存して下さい。数ヶ月間は安定して使用できます。ご使用の際は、下記プロトコルをご参照下さい。
  1. Blocking
    非特異的吸着を防止するために、スライドをブロッキング溶液に浸し、オービタルシェーカー上で、室温/1〜4時間、ブロッキングを行います。4ºCで一晩のブロッキングも可能です。
  2. Washing
    最適な洗浄回数およびTween-20濃度は、結合アッセイに使用する抗体またはタンパク質に依存します。0.1% Tween-20を含むTBS-TまたはPBS-Tバッファーは、ほとんどのアプリケーションに適しています。ブロッキング溶液でスライドを5分間、2回洗浄した後、TBS-TまたはPBS-Tバッファーで5分間、3回の洗浄を行います。
  3. Primary antibody or protein incubation
    ブロッキング溶液で一次抗体またはタンパク質を希釈します。希釈倍率は、抗体またはタンパク質ごとに経験的に決定されるものです。ペプチドアレイに、希釈した抗体またはタンパク質溶液とペプチドアレイをふりかけ、カバーガラスをつけて、室温で1〜4時間湿室内でインキュベートします。4℃で一晩インキュベートすることも可能です。 ブロッキング溶液中で慎重にカバーガラスを取り除き、上記(2.)の記述通りに洗浄します。
  4. Secondary antibody incubation
    二次抗体は、シグナル検出方法に応じて、AP/HRP/ビオチンおよび他のレポーター分子でラベルできます。二次抗体のブロッキング液による希釈率を変えてテストを行い、最適な濃度を求める必要があります。 ペプチドアレイに、希釈した二次抗体をふりかけ、カバーガラスを付けて、室温で1〜3時間湿室内でインキュベートします。ブロッキング溶液中で慎重にカバーガラスを取り除き、上記(2.)の記述通りに洗浄します。
  5. Detection
    アレイ上のスポットに結合した抗体またはタンパク質は、様々な検出方法で可視化できます。「化学発光」「酵素による発色反応」「オートラジオグラフィー」などが利用できます。
    1. Chemiluminescence (HRP labeled secondary antibody)
      化学発光用の種々の検出キットが市販されています。高感度検出キットの一例として、「ECL Advance Western Blotting Detection Kit, RPN2135, Amersham Biosciences(GE)」があります。
    2. Enzymatic color development
      酵素による発色反応には、NBT / BCIPを基質とするAP標識二次抗体を使用することができます。他の基質も同様に使用可能です。

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