多目的ペプチド合成機 ResPep SLi Research Scale Peptide Synthesizer


インタビス (INTAVIS) 社の多目的ペプチドシンセサイザー「ResPep SLi」は、Fmoc合成法を用いたリサーチスケールの全自動ペプチドシンセサイザーで、専用マイクロプレート (フィルタプレート) とマイクロカラムを用いて 2 µmol 〜 15 µmol のスケールの合成に対応します。 さらに、オプションモジュールの追加・交換で、ラージカラムによる 25 µmol 〜 150 µmol スケールでの合成やメンブレン上での 〜1,200スポットの合成 (SPOT合成) も可能です。 SPOT合成の場合、洗浄も含めたすべてのステップが自動でおこなわれます。

SPOT合成法

SPOT合成はドイツのGBF研究所において1992年Dr.Ronald Flankによって開発されたペプチド合成法です。 合成法としてFmoc法を採用し、リンカーを共有結合させたセルロースメンブレン上でペプチド鎖を伸長させていきます。
カップリングは所定の位置に活性化アミノ酸をスポットすることで行い、同一メンブレン上に数百種類ものペプチドを合成することが可能です。脱保護・洗浄などはメンブレンをピペリジン・DMFなどの各試薬に浸すことで行います。
また、DMF中にブロモフェノールブルー(BPB)を含ませることで反応効率を視覚的に確認できるように工夫されています。
合成終了後、メンブレンは各種アッセイにくり返し使用することが可能で、簡便かつ経済的な手法として広い分野で用いられています。
ResPepSLi はこのSPOT合成を全自動で行うことが出来ます。
(1000以上の論文を含むSPOT合成論文リストがございます。ご請求ください。)

セミナームービー




Intavis 社 SPOT合成セミナー (Nov. 2017, Tokyo)
Intavis 社 Dr. Christian Behn による SPOT合成セミナー のムービーです。
解説は英語、表示スライドは日本語表記です。

応  用  例

■ エピトープマッピング   ■ 酵素基質ライブラリー作成   ■ 抗体作成   ■ 構造解析
■ タンパク質相互作用   ■ 基質特異性測定   ■ スクリーニング   ■ 活性測定


スポット合成からマイクロスケール・ラージスケールまで

96-Well Microplate

標準アプリケーションモジュールは、専用96ウェルプレート(フィルタプレート)用で、1プレート当たり2〜10 µmolスケールのペプチド合成が行えます。ResPepSLi は一度に1枚の専用96ウェルプレートを処理することができます。

Micro Colomn

マイクロカラムモジュールは、微量用カラムを24本セットでき、1カラム当たり2〜15 µmol スケールのペプチド合成が行えます。

Large Column

ラージカラムモジュールは、大量用カラムを3本セットでき、1カラム当たり25〜150 µmol スケールのペプチド合成が行えます。(150µmol は1本)

SPOT(membrane)

SPOTモジュールは、メンブレン上でのSPOTペプチド合成(最大:600スポット x 2枚)が行えます。

CelluSpots

CellSpots モジュールは、セルロースディスク上にペプチドを合成し,セルロース・ペプチドの複合体を形成させます。
別売のSlide Spotting Robot を用いてこのセルロース・ペプチド複合体をスライドグラスにスポットすることによって、CelluSpots ペプチドアレイを作成することが出来ます。ペプチドのみをスポットした場合に比べて1スポット当たり最高250倍のペプチド量が含まれることになり、アッセイの高感度化がはかれます。

基本仕様

Specifications
標準合成モジュール ● プレートモジュール:1〜10 µmol x 96ウェル
● マイクロカラムモジュール:2〜15 µmol x 24本
オプション合成モジュール ● ラージカラムモジュール:25〜100 µmol x 3本(100 µmol以上の場合は1本)
● SPOTモジュール:〜600スポット/メンブレン
● CellSpotsモジュール:384 CellSpotsディスク
アミノ酸数 26種類(オプション:48種類)
試 薬 数 7種類(250 mL x 2本+50 mL x 3本+35 mL x 2本)
外寸法/重量 570 W x 500 D x 690 H mm/80 kg
コントロール ResPep SLi Software:シーケンスデータのインポート/エクスポート、基本合成プロトコルの選択と編集、試薬消費量自動計算

文 献

Nucleolar Localization Signals of LIM Kinase 2 Function as a Cell-Penetrating Peptide
Nahoko Kobayashi, Mikio Niwa, Hao Yang and Tetsuhiko Yoshida
Protein & Peptide Letters (17) 1480-1488, 2010

Synthesis and Properties of Peptide Dendrimers Containing Fluorescent and Branched Amino Acids
Mizuki Kitamatsu, Mayumi Kitabatake, Yoshiteru Noutoshi, Takashi Ohtsuki
Peptide Science (100) 64-70, 2012

Screening of peptides associated with adhesion and aggregation of Lactobacillus rhamnosus GG in vitro
Mina Okochi, Tomoya Sugita, Yuji Asai, Masayoshi Tanaka and Hiroyuki Honda
Biochemical Engineering Journal (128) 178–185, 2017

Screening of bacteria-binding peptides and one-pot ZnO surface modification for bacterial cell entrapment
Masayoshi Tanaka, Ilva Hanun Harlisa, Yuta Takahashi, Natasha Agustin Ikhsan and Mina Okochi
RSC Adv., 2018, 8, 8795

Identification of Individual Bacterial Cells through the Intermolecular Interactions with Peptide-Functionalized Solid-State Pores
Makusu Tsutsui, Masayoshi Tanaka, Takahiro Marui, Kazumichi Yokota, Takeshi Yoshida,
Akihide Arima, Wataru Tonomura, Masateru Taniguchi, Takashi Washio, Mina Okochi
and Tomoji Kawai
Anal. Chem. 2018, 90, 1511−1515

Degranulation of basophilic leukemia cells on branched-chain peptide array with an OVA–DNP double epitope
Hisayuki Sugiura, Noriyasu Okazaki, Toshimi Sugiura, Hiroyuki Honda and Mina Okochi
Biochemical Engineering Journal (87) 8–14, 2014

Array-based functional peptide screening and characterization of gold nanoparticle synthesis
Masayoshi Tanaka, Shun Hikiba, Kiyoto Yamashita, Masaki Muto and Mina Okochi
Acta Biomaterialia (49) 495–506, 2017

Screening of peptide probe binding to particulate matter with a high metal content
Masayoshi Tanaka, Aw Wei Liang Alvin and Mina Okochi
RSC Adv., 2018, 8, 5953



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