コラーゲンバイオチューブ COLLAGEN BIO TUBES (CBT)


Viscofan BioEngineering 社 (ビスコファン バイオエンジニアリング) のコラーゲンバイオチューブ (CBT) は、純粋なウシ由来非架橋コラーゲン Type I から作製された無菌の非多孔質の短いチューブで、細胞培養に使用することができます。 (この製品は研究開発用です)

特徴

CBT は、天然コラーゲン Type I 線維から作製され、化学的架橋は生じません。
この特有の in vivo に類似した構造により、通常は培養が困難な細胞であっても
接着と培養が促進され、組織形成が加速されます。
化学的・物理的性質 細胞培養 品質
機械的に安定で弾力性がある 細胞培養においては分解性を示さない ウシ皮膚由来コラーゲンType I
化学的に安定 初代培養細胞に適する BSEリスクが無視できる国由来の
医療用品質の原料使用
化学的クロスリンク無し 30を超える細胞種の検査で
きわめて良好な結果
ASTM F 2212-02 に準拠した品質管理
-175~+50°Cで熱安定性 優れた生体適合性を実証済み 医療用グレードで提供可能
(日本では医療用には供給されません)
超極薄 (20 µm) 大半の可溶性因子に対する透過性 ISO 9001 認証
自家蛍光はほぼ生じない 高い細胞密度を達成可能 γ線滅菌処理済み


用途

○ 研究開発用アプリケーションに最適

CBT は丈夫で、様々な細胞型の増殖および分化用として使用できることから、バイオリアクターや従来型の細胞培養処理済みウェルプレートでの使用に適した in vivo タイプのコラーゲンと言えます。 CBT は、標準化された生産工程によって作製されており、新たなマトリックス分子および/または増殖因子との組み合わせも可能です。

CBT は、接着性の初代培養細胞、幹細胞および細胞株の培養に最適であり、細胞はチューブ内側および外側で増殖が可能です。
また、分化誘導も可能であることから、複合組織および組織工学における優れた担体となります。さらに、機械的強度が高いことから、移植実験や組織学的解析などの際に細胞と担体の複合構造を保った状態で容易にかつ無菌で移動をおこなうことができます。

継代細胞の継代や細胞懸濁液の調製 (フローサイトメトリーなど) については、標準的な剥離手順を用いて CBT から接着細胞を分離することができます。

免疫蛍光染色CBT による自家蛍光は非常に少ないため、培養細胞の蛍光顕微鏡による観察にも適しています。 細胞を播種したチューブのまま細胞の固定、染色をおこなうことが可能です。

組織学的解析CBT 上の細胞の固定は、パラホルムアルデヒド、緩衝化ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、アセトン、メタノールなどの標準的なすべての固定プロトコルによっておこなうことができます。 CBT は凍結が可能であり、また、パラフィンやエポキシ樹脂 (EPON など) に包埋し、それぞれクライオスタットまたはミクロトームで切片を作製することができます。 さらに、CBT は、電子顕微鏡を用いた研究にも適しています。

移植CBT は in vivo での生体適合性に優れています。 多くの実験において、重篤な免疫反応を起こすことなく、標的組織によっては移植後数週間で再吸収が観察されました。

染色による細胞の代謝解析CBT 上および CBT 内での細胞生存および細胞増殖は、製造者推奨のプロトコルに従い、染色法 (テトラゾリウム塩ベース) によってモニターすることができます。


製品詳細

CBT は、純粋なウシ由来非架橋コラーゲン Type I から作製された無菌の非多孔質の短いチューブで、細胞培養に使用することができます。 CBT のチューブ直径は 4.5 mm または 2.5 mm、それぞれのチューブ長は 3 cm または 6 cm です。

CBT は、乾燥無菌状態で個別に包装、滅菌された状態で提供されます。 細胞を播種する前に再水和し培地で平衡化する必要があります。 良好な性能を確保するために推奨されるユーザープロトコルの使用をお勧めします。

保存について

未開封の CBT は、密閉包装の状態で 15 - 25 ℃ の乾燥した暗所で保存してください。
保存期間:製造後24ヵ月



アプリケーションリスト

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