in vivo イメージングシステム in vivo imaging system Newton

State-of-the-Art in vivo イメージング
生物発光では単純な発光量の測定以外にも、3次元での局在解析が可能な3Dイメージング、可動式カメラによりサンプルの近接撮影をおこない、高解像度のイメージを取得可能なマクロモードが搭載されています。 蛍光撮影においても、8波長まで対応可能な可動式励起光源により均一な励起光を照射することで、極めて定量性の高いイメージを取得出来ます。3Dイメージングテクノロジー

”撮影対象の形状” と生物発光の “波長ごとの光の分散” の二つの情報から、動物体内のどの程度の深さから光が発せられているかを計算します。 Newton では撮影対象の形状認識に従来用いられてきた高額な CT モジュールに代わって、2つの赤外線カメラを用いる方法を採用しています。
赤外線カメラで取得した動物の形状から digimouse を用いて骨格、臓器位置予測モデルを作成します。 この予測モデルを用いて、検出した生物発光が生体内のどの位置から発せられているかを知ることが可能です。
アプリケーション
Newton は、以下のような様々なイメージングアプリケーションに対応しています。2D、3D生物発光撮影

至近距離で撮影が可能なマクロモードを用いることで、詳細な局在解析や高感度での撮影が可能になります。
また、カメラとサンプルの距離を離すことで、最大でマウス5匹の同時撮影が可能な視野範囲を得ることが可能です。
生物発光では 3Dイメージングテクノロジーによる3次元での局在解析が可能です。
蛍光撮影

正確な蛍光 in vivo イメージングの為には、サンプルに対して均一に励起光を照射する必要があります。
Newton では、可動式の励起光源照射モジュールを用いて励起光で走査しながら撮影します。
このため、励起光の照射ムラがなく、正確な蛍光in vivoイメージングが実現できます。
蛍光撮影においては励起光として
440 nm、480 nm、540 nm、580 nm、640 nm、680 nm、740 nm、780 nm
の8波長が選択可能です。
生物発光 / 蛍光モニタリング


Newton では、腫瘍サイズの長期的なモニタリングに加えて薬物の体内動態の観察等の短期的なモニタリングをおこなうことが可能です。 短期的モニタリングにおいてはタイムラプス撮影をおこない、得られた複数の静止画から動画を作成することが可能です。
基本仕様

シリーズ | Newton 7.0 FT500 | Newton 7.0 BT500 |
---|---|---|
測定モード | 発光(2D/3D)・蛍光(2D/3D) | 発光(2D/3D) |
外寸法 (W x D x H) | 556 x 666 x 975 | |
質量 | 95 kg | |
電源 | 100 VAC, 50/60 Hz, 250 W | |
カメラ | 16-bit Scientific Grade CCD | |
冷却温度 | -65 °C | |
画素数 | 4.6メガピクセル | |
レンズ | F=0.7 単焦点 | |
撮影範囲 | 4 × 4 cm ~ 23 × 23 cm | |
励起光源 | 440nm/480nm/540nm/580nm/ 640nm/680nm/740nm/780nm | ― |
蛍光フィルター | 500nm/550nm/600nm/650nm/ 700nm/750nm/800nm/850nm | ― |
フィルターホイール | 10ポジション | ― |
対応動物 | マウス(最大5匹)/ラット(最大1匹) | |
ソフトウェア | Evolution Capt | |
対応OS | Windows 10 |
オプション
