バイオマーカー探索 Drug Discovery
バイオマーカー探索の研究に関連する Covaris 社からの提案を紹介いたします。
tissueTUBE / cryoPREP
「簡単破砕」、全く新しい凍結粉砕システム
凍結粉砕の基本的なワークフローは 凍結 >(保管) > 破砕 > 抽出 となりますが、各ステップで適切な処理をおこなわなければサンプルロスやコンタミネーションの原因になります。また、手法の簡素化は実験者の負担減とともに結果の信頼性の向上につながります。Covaris 社のtissueTUBE / cryoPREPを用いれば、どのステップもスキルに関係なく誰でも簡単に組織を正確に処理することができます。https://www.youtube.com/embed/TCJHAwbxeF8
tissue Tube
サンプルを入れてそのまま凍結
そのまま「たたいて」効率的に凍結粉砕
低温下でも強度を失わない特殊なフィルム製のバックにサンプルを入れ、液体窒素に浸して凍結可能。 サンプル処理は完全な閉鎖系で完結するので、コンタミネーションの心配がありません。
粉砕後はそのまま、試験管などに移すことができるのでロスなく「抽出」に用いることができます。
Covaris社Focused-ultarasonicatorシリーズ用のバイアルに移し、「AFAテクノロジー」を活用した効率的な抽出を行うことも可能です。
Focused-ultarasonicatorシリーズ
速やかな冷却・凍結でサンプルの経時変化を最小限に
tissueTUBE を用いた場合と、通常の凍結用バイアルを用いた場合での、液体窒素による凍結時のサンプルの温度変化の比較しました。
凍結用バイアルではサンプルが -80℃ に達するのに 30秒以上必要なのに対して、tissueTUBE では 10秒弱で -80℃ に達していることがわかります。温度によるサンプルの変化を tissueTUBE を用いることによって最小限に抑え、理想的な生体組織のプレパレーションをおこなうことが可能になります。
tissueTUBEでの粉砕を最適化するデバイス cryoPREPシリーズ
凍結粉砕を再現性良く・確実に実施するためには、サンプル全体にしっかりとインパクトを伝える必要があります。cryoPREPはtissueTUBEに入れたサンプルに一定の力で確実にインパクトを与えます。