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ワイドレンジ送液システム Model 305 / 306 HPLC Pump System with various flow range

ハイトルク・高分解能・シングルプランジャーピストン方式のHPLC送液ポンプ
正確かつ安定した送液を行います。

ギルソン社のプログラマブルマスターポンプModel 305は、ハイトルク・高分解能・シングルプランジャーピストン方式のHPLC送液ポンプで、9種類のポンプヘッドの交換により、0.5 µL/min.〜200 mL/min.の幅広い流量範囲において、正確かつ安定した送液を行います。
リモートポンプModel 306との組み合わせにより、最大3溶媒ダイナミックグラディエント送液(3ポンプ方式)が可能です。また、330 W x 330 D x 150 H mmのコンパクト設計で、標準的な2溶媒ダイナミックグラディエントシステムの構成でも、高さ450 mmで設置スペースを選びません。

高精度・高再現性

ピストンのレフィルタイムと溶媒の種類・圧縮率に応じた容量補正機能は、流量精度および送液再現性に大きく影響します。レフィルタイムは125〜1,000 msec.、圧縮率補正は0〜999 Mbar-1の範囲で、より細かく適切に設定できます。

定脈流送液

高精度駆動系と少ストロークボリュームの組合せ、レフィルタイムと溶媒の圧縮率補正機能、および優れたパルスダンピング性能を持つ圧力モジュールにより、僅かな脈流をも取り除き、精度の高い安定した送液を実現します。

システムコントロール機能

最大3ポンプコントロールによるダイナミックグラディエント送液をはじめ、周辺機器とのInput / Outputシグナルコミュニケーションなど、トータルシステムコントロールが可能です。

マルチファンクションキーで簡単操作

システム全体の環境・条件設定からパラメーター入力、ファイルの保存・呼出など、すべてのプログラミング操作が「ファンクションキー」と「テンキー」のみで簡単に実行できます。

リモートポンプ(Model 306)

 Model 306:

マスターポンプ(Model 305)の基本的な送液性能はそのままのリモート専用モデルで、グラディエントの実行やインジェクションポンプとして機能します。 すべてのポンプヘッドが装着可能です。 (外観は右図の右となります)

ポンプヘッド(シングルプランジャーピストン方式)

9種類のポンプヘッドから、マイクロスケールからプレパラティブスケールまでの流量範囲に応じて、さらにコンベンショナルからバイオコンパチブルなどのアプリケーションに応じて選択します。

  • 全モデル:セルフセンタリング機構(SC)で滑らかなピストンストロークを実現
  • ポンプ本体との着脱やポンプヘッドの分解・組立は、特殊な工具類は不要で、メンテナンスが容易
  • “W”タイプはウォッシングチャンバー装備

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圧力モジュール

圧力モジュール(Model 805 / 806 / 807)は、ダイアフラム式パルスダンパーと圧力センサーを装備し、送液ポンプから発生する僅かな脈流を取り除きます。圧力センサーによる実測圧力は、マスターポンプまたはシステムワークセンターへフィードバックします。ダンパーボディーはTitanium製、ダイアフラムはPTFE製。

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ダイナミックミキサー

ダイナミックミキサー(Model 811D)は、マグネティックスターラーを内蔵した「強制撹拌方式」の高耐圧溶媒ミキサーで、急勾配グラディエント実行時でも優れたミキシング効率を発揮します。ミキシングチャンバーは交換が可能で、流速および使用溶媒に応じて選択できます。

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スタンダード2溶媒グラディエントシステム(2ポンプ)

ギルソン社のHPLCシステムは、送液系の各種モジュールと豊富な仕様のオプションコンポーネント選択により、マイクロアナリティカルからプレパラティブスケール、ゲルろ過/イオン交換/順相・逆相/クロマトフォーカシングなど、様々なアプリケーションに対応するシステム構築が可能です。