「プレカラムフィルター / インラインフィルター」は、主に HPLC の配管内に設置して不要物をトラップすることでポンプヘッド、インジェクションバルブ、カラムなどを守ります。フィルターの目の細かさは 0.5 µm, 2 µm, 10 µm, 20 µm が用意されており、スモールボア・アナリティカルスケールからセミプレパラティブスケールまで広くカバーしています。
交換用フリットを用いることでボディーは繰り返し使用できます。最初に入っていたフリットと直径・厚さが同じサイズであれば別の種類のフリットも装着可能です。

*上表にあっても商品によっては販売終了になっている場合があります

「フリット」は、ステンレス製をはじめ PEEK 樹脂製、TITANIUM 製などを取り揃え、様々なアプリケーションに対応します。これらのフリットは上記アッセンブリ―のボディに入れ使用します。ディスク径が異なるものでも、ディスク厚とリング OD がほぼ同じであれば交換可能です。サイズが大きく異なるものやリングがないものはカラムフリットなどの別用途で使用し、プレカラムフィルター / インラインフィルター向けではございませんのでご注意ください。

「Bottom-of-the-Bottle ソルベントフィルター」は、フィルター内が中空になっており、インレットラインがフィルター底部に達しているため、ボトル内の溶媒を無駄なく使用できます。

»ディスポーザブルフィルターカップ方式
フィルターはディスポーザブルカップタイプで交換が容易にでき、従来のアッセンブリーごとの交換に比べてランニングコストが抑えられます。

»スタンダードSS製フィルター
標準的な 316 STAINLESS STEEL 製の 2 µm および 10 µm のフィルターカップ交換方式のソルベントフィルターです。

「UHMWPE Bottom-of-the-Bottle ソルベントフィルター」は、フィルター内が中空になっており、インレットラインがフィルター底部に達しているためボトル内の溶媒を無駄なく使用できます。

»ディスポーザブルフィルターカップ方式
フィルターはディスポーザブルカップタイプで交換が容易にでき、従来のアッセンブリーごとの交換に比べてランニングコストが抑えられます。

»UHMWPE 樹脂製フィルター
超高分子ポリエチレン (Ultra-High Molecular Weight Polyethylene) 樹脂製 10 µm のフィルターカップ交換方式のソルベントフィルターです。接液部はすべてノンメタルなので、バイオクロマトグラフィーやイオンクロマトグラフィーに最適です。

「PEEK Bottom-of-the-Bottle ソルベントフィルター」は、PEEK 樹脂製フィルターで、ボトル底部から約 2 mm までの溶媒吸引が可能です。フィルターボディー側面には 2 µm PEEK Filter があり、脱気用のヘリウムガスラインを接続できます。

»100% PEEK 樹脂製フィルター
ソルベントフィルターは 2 µm or 10 µm PEEK 樹脂製で、フィルターボディーも PEEK 樹脂製の完全メタルフリーです。

»フィッティング不要
ソルベント用ポートとヘリウムガス用ポートはいずれもチュービングを差し込むだけで固定できます。
対応チュービングの外径は 1/16″ OD, 1/8″ OD, 3/16″ OD です。

「ボトルキャップ」は、GL45 規格および GL38 規格のボトル用で、1/8″ OD チュービング用ストレートホール２個と Female Luer 規格ホール１個を備えています。

»ユニークなボトルキャップオプション
Femail Luer 規格ホールは、未使用時には A-626 Cap Plug で塞ぐか A-629 Filter Cap Plug (20 µm Filter 付き) にを装着することで、吸入されるエアーからのコンタミネーションを防止します。

溶媒ボトルから廃液容器までトータルでコーディネートできる VAPLOCK 実験室環境改善システム もございます。

「バックプレッシャーレギュレーター (BPR) 」は、ディテクターアウトレットに取り付けることにより、フローセル内での気泡発生を抑えることができます。また、低圧送液時のポンプアウトレットに取り付けると、脈流を低減することができます。そのほか、常に一定の圧力を発生させておきたいアプリケーションにご使用いただけます。発生する圧力が異なる複数のモデルを用意しています。目的に合わせてご選択ください。(使用推奨流速 0.1-10 mL/min)

BPR カートリッジは、バックプレッシャ―レギュレーターの交換用カートリッジです。 PEEK ボディ、ステンレススチール (SS) ボディのどちらに対してもご使用いただけます。各カートリッジは同一形状をしていますので、お手持ちのバックプレッシャーレギュレーターの発生圧力とは異なるカートリッジにも交換可能です。

「エンプティーガードカラム」は、1 mm ID x 2 cm のマイクロボア用 (C-128), 2 mm ID x 2 cm のアナリティカル用 (C-130B) および 10 mm ID x 1 cm のセミプレパラティブ用 (C-1000) を用意しています。いずれも、任意の充填剤をドライパッキングでき、分離用カラムを保護するためのガードカラムとして使用することができます。