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GXシリーズ ペプチドマッピングの自動化

リキッドハンドラー装置を使用し、前処理からLC-MSでの分析までを自動化しました。

ペプチドマッピングは抗体医薬品の特性解析のための手法の1つですが、工程中に還元・アルキル化・酵素消化といった一定の待ち時間がある工程があり、手作業で実施した場合は定期的な手作業が必要であり、思ったよりも時間を取られる手法です。今回GILSON社(ギルソン) リキッドハンドラー装置を使用し、前処理からLC-MSでの分析までを自動化しました。GILSON社ではLC-MSへのサンプルインジェクション用バルブを取り付けることが可能であり、LC-MSとオンラインで接続することが可能です。そのため、前処理後のサンプルをそのままLC-MSで分析することが可能になり、容器の移し替えが必要なく、自動で分析することが可能です。

自動化した工程

1)試料のセット(4℃)最大20サンプル
2)  試薬を添加、撹拌
 ↓37℃、60分間加温(還元)
3)試薬を添加、撹拌  
 ↓室温、60分静置(アルキル化)
4)脱塩カラムを使用したバッファー交換
5)バッファーによる希釈
6)酵素を添加、ゆるやかに撹拌
   ↓37℃、3時間加温(酵素消化)
7)試薬を添加、ゆるやかに撹拌(酵素反応の停止)
8)4℃で保管
9)保管したサンプルをLC-MSへインジェクション

ペプチドマッピングの自動化
¥15,440,000~
※表示の価格は希望小売価格で、消費税は含まれておりません。