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新着情報

【ご登壇者の紹介(8/22)】第1回 研究者をつなぐ研究フォーラム ~ライフサイエンスの交差点~


8月22日(火)、23日(水)に開催する「第1回 研究者をつなぐ研究フォーラム ~ライフサイエンスの交差点~」に
ご登壇いただく皆さまをご紹介いたします!

今回は、8月22日(火)にご登壇予定の6名です。

※8月23日(水)ご登壇者のご紹介はこちら

※イベントの概要・スケジュールの詳細、お申込みはこちら

ご登壇者一覧(8/22)

川真田 伸 先生 (株式会社サイト-ファクト 代表取締役)

【演題】
Bio Engineeringって何? どのような人材を求めているか- 知識とスキルそして興味 –

細胞の分化、増殖を管理する必要性、及び自動培養装置と合わせてITシステムを開発し、導入することで 細胞製造管理データと医療データとのLinkを図る必要性から第5次産業革命におけるBio Engineeringの範囲の拡がりとBio Engineering分野で必要とされる知識・スキル等についてお話します。

冨田 峻介 先生 (産業技術総合研究所 健康医工学研究部門 主任研究員)

【演題】
Chemical tongue:味覚の仕組みを模倣してバイオ試料のわずかな違いを認識する技術

我々が開発を推進している、味覚を模倣したバイオ分析技術「chemical tongue」を紹介する。この技術は、ヒトが味を感じるメカニズムを合成ポリマーと機械学習を利用して模倣することで、バイオ試料の性質の微細な違いを捉えることを可能にする。これまでに、治療用抗体タンパク質から血清、培養細胞、さらには腸内細菌叢に至るまで、蛍光性の合成ポリマー群との相互作用を介して生成される試料固有の「光パターン」を機械学習で解析するアプローチにより、試料の高精度な識別や分類、さらには状態変化をモニタリングすることに成功している。研究の初期段階からラボオートメーションを活用し、人間の手を介さずに大量の実験データを効率的に収集することで、アイデアを具体化してきた。迅速かつ簡便、そして安価に複雑なバイオ試料の正確な分析を実現するchemical tongueは、将来的に医薬品開発を強く後押しする技術基盤になると期待している。

新海 陽一 先生 (産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 脳遺伝子研究グループ 研究グループ長)

【演題】
疾患の引き金となるFGリピートタンパク質の液-液相分離の駆動と破綻

天然変性タンパク質の一つである『Phe(F)-Gly(G)配列が繰り返し出現するタンパク質(FGリピートタンパク質)』の液液相分離の役割は、核膜孔複合体における核内外輸送の選択的バリアとして、解き明かされてきた。我々は網羅的な解析から、核膜孔複合体を構成しないタンパク質においてもFGリピートドメインを数多く見出したが、その機能は未解明である。我々は、この全く手つかずの機能未知なFGリピートタンパク質の解析を進めることによって、新しい分子動作原理の解明を目指している。今回、我々の解析から見えてきたFGリピートタンパク質の新たな機能と、疾患との関与について紹介したい。

井上 晃一 先生 (タカラバイオ株式会社 営業企画部)

【演題】
標的遺伝子の機能解析をこれから始める皆様へーDNA・RNA・タンパク質レベルの解析ツールのご紹介ー

近年、細胞内の遺伝子発現等を網羅的に解析する“オミックス解析”が注目されている。網羅解析で得られた遺伝子を個々に解析することは、それぞれの遺伝子の生物学的な機能を理解する上で重要である。本セミナーでは、タカラバイオが提供する、個々の標的遺伝子を簡便・迅速に解析可能な製品群(以下、①~④)について、実施例等を交えて紹介する。
① 標的遺伝子のmRNA発現を厳密にコントロールする「Tet System」、② タンパク質量を直接コントロールする「ProteoTuner System」、③ タンパク質間の相互作用をコントロールする「iDimerize System」、④ ゲノムDNAの標的遺伝子をノックアウトする「Guide-itシリーズ」。

伊東 祐二 先生 (鹿児島大学大学院 理工学研究科 理学専攻化学プログラム 教授)

【演題】
新規抗体コンジュゲート技術を使った高機能性抗体医薬品

抗体医薬品は、ガンや自己免疫疾患、感染症など幅広い疾患に対する有効な治療薬として、その地位を確立してきた。その一方で、未だ有効な治療薬のない複数の疾患が存在する。このような疾患に対し、どのように有効な治療薬を開発していくかが問われている。我々は、この課題を解決するため、抗体分子と治療薬剤とのコンジュゲートによる新たな高機能性抗体医薬品の開発を進めている。すなわち、臓器特異的移行性を持つ抗体AccumBody®と治療効果を持つ薬剤を連結させることで、疾患原因の臓器に薬剤を効率的に滞留させて治療効果を高めると同時に、薬剤の全身分布を抑え副作用の少ない治療薬開発を目指した。講演では、この高機能性抗体医薬品開発に不可欠なAccumBody®の取得と、新たに開発した薬剤を抗体に連結するための部位特異的コンジュゲート法について紹介し、このようなコンジュゲートによる疾患治療への展望について述べる。

金子 新 先生 (京都大学 iPS細胞研究所 副所長/教授)

©KO SASAKI

【演題】
iPS細胞と免疫を使ってがんを治療する!!

「iPS細胞」「再生医療」というと、病気になった臓器の入れ替えや新しい薬づくりのイメージがありませんか?それはもちろん正解です。でも他にも身近な活用例があります。今回のセミナーでは、日本人の二人に一人がかかってしまう「がん」をiPS細胞を使って治す研究の紹介をします。からだの防衛軍である免疫細胞はどうやって「がん」と戦っているのか、免疫細胞をどのようにしてiPS細胞から作るのか、どうやってがんと戦わせるのか、iPS細胞から作るとどんな良いことがあるのか、などなど、私達が悪戦苦闘している15年の研究内容をまとめてお話します!


参加方法


本イベントは、「EventHub」を使用して講演のオンライン配信を行います。
 お申し込み後に、ご招待およびログインページをメールにてご案内いたします。

※ 3営業日経ってもメールが届かない場合は、事務局までお問い合わせください。
※「@eventhub.jp」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
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【お問合せ】

イベント事務局  seminar@technosaurus.co.jp